リアルドールに女性の人格侵害を訴える韓国の理論

韓国ではリアルドールと呼ばれていてちょっと説明しにくいので、自分で調べてほしいんだけど、韓国ではこのリアルドールについて販売禁止を求める国民請願が20万人をこえたみたいです。今日は、リアルドールに対して人権侵害を訴えるかの国の女性団体について紹介します。

ラブドール


ニュース詳細

 最高裁が女性の身体を模した「リアルドール」の輸入許可の判決を下した後、リアルドールをめぐる議論が増えている。6月の判決後リアルドールの販売量と購入の問い合わせが増加している一方で、女性団体は「リアルドールの存在自体が、女性人格権侵害」という立場を固守している。リアルドール輸入販売業者プルプルドットコム代表イ·サンジン氏は13日、国民日報との通話で「最高裁判決を契機にリアルドール購入の問い合わせが殺到している。リアルドール販売反対国民請願も、むしろ「ノイズマーケティング」の効果を出した」と述べた。

 しかしリアルドール購入が性的対象化をあおって、女性人格権を侵害するという批判は続いている。韓国女性民友会性暴力相談所の活動家は「リアルドールは、女性が男性の性欲を満足させる対象としてのみ認識されている女性嫌悪文化そのものだ」と述べた。この活動家は、リアルドールが、いくつかの男性の孤独を解消することができるツールという話についても「孤独を癒したいのであれば人形ではなく、人とのコミュニケーションとの関係を結ばなければならない。文字通り論理飛躍だ」と一喝したとのことです。

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 ということで、6月に韓国でリアルドールの輸入を許可するという最高裁判決が出たんだけど、女性活動家からすると女性の人権侵害にあたるし、孤独を癒したいのであれば人とのコミュニケーションを取ればいいという主張をしていて反対しているというニュースでしたね。あんまりわかんないんだけど、男の人の性欲をコミュニケーションで癒すのは無理があるんじゃないのかなって思うんだけどな。

 では、このニュースに対する韓国人の反応は。
A:サイズが大きく、リアルに作っただけの人形ではないか?それだったらすべての人形を禁止にしなければならない。
B:人権侵害?なんでただのシリコンに人格があるように扱わないといけないのか。
C:男性の悩みは男性しかわかりません。犯罪にはならないので口を出さないでください。
D:この活動家にハンサムのデンマーク人のリアルドールを与えてあげてください。きっとさみしいでしょうから。

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 ということで、男性からするとなぜ女性活動家に止められなければならないのか、そして、この活動家に男性のリアルドールを与えてあげてくださいという意見がありますね。
 いまいちわからないのが、なんでリアルドールに人権の問題が絡んでくるのかってことだよね。調べてみるといまのリアルドールは、すごいリアルになっているので女性芸能人に似たものが作られるかもしれないとかならわかるんだけど、でも、すごく精巧に作ろうと思ったら、サイズをくまなく測定したり、360°カメラで撮影しないといけないから実際には難しいでしょうね。
 普通に考えて、権利で訴えてくるとなるとリアルドールの商売敵となってくるのかなって思います。そうすると単純に女性の体を武器として商売をする人たちなのかなって思うんだけど、韓国女性民友会性暴力相談所はそういう人たちを代表して権利を守るということなんですかね。そして、韓国民の20万人以上が国民請願でリアルドールの輸入を反対してリアルドールを商売敵として見ているんだとすると、改めてとんでもない国だなって思っちゃいますけどね。

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 どうだったかな、女性として、リアルドールが女性人格権を侵害するなんて言われるとちょっと腹が立ちます。リアルドールができるのは男性の性欲を満たすことしかできないと思うのに、それに対して女性の人権を侵害するなんて言ってるほうが、よっぽど女性を下に見ているし、偏見で見ているとしか思えないけどね。