どちらを選ぶか


今回のテーマは「どちらを選ぶか」です。


ここ数年で、ラブドールリアルドール
品質に関するアップデートが
とても目まぐるしいですよね!

その開発されている技術のほとんどが、
実践に関する事(Hの事)より
ドールの見た目に関する事が多いと思います。

もちろん実践系でも、
自動でくねくね動いたり
前後運動で○ェラの動きをしたり
呼吸時の肋骨の動きを再現したり

なんて言う
使い物になるのかわからない機能を搭載したドールもありますが、ごく一部に過ぎません。


それよりも
指骨格の開発で繊細な手の表現が出来たり

一般的な自立ボルト加工から
足首より下のシリコン素材を硬くして強度を増す事で

ボルト無しの自立を可能にして
よりリアルな見た目を目指したり

ただの鉄板だった足裏の骨格に
新たな可動箇所を追加して

ハイヒールを履いた時のような
「爪先立ち」を表現出来たり
(実際に爪先立ちはできませんが)

ボディーの血管や凹凸感を表現するリアルメイクも
当たり前のように施されています

上記のアップデートは
撮影して楽しむ為に有効な機能だと思いますが

それでわかるように

ドールに対して
見た目の満足度や、撮影時の自然な表現を求めているユーザーが非常に多い。
という事です。

明らかに、
実践だけで満足する人より
ドールそのものを楽しむ人が増えた。という事になるでしょう。


そうなってくると

リアルボディーメイクと
服を着せる事は相反する事にもなります。

服を何度も脱ぎ着させれば
摩擦でリアルメイクは落ちてきます。

強く擦ったり、アルコールをかけて拭いても落ちない塗装も
開発、実装されているドールもありますが

経年による劣化は検証されていないので
絶対に剥がれないとは言い切れません。



実際に
リアルボディーメイクが施されたドールで
頻繁に着替えさせていたら
部分的に塗装が剥がれてきた!

という経験は多いのではないでしょうか?

そもそも服を着せれば
身体の大部分が隠れるのだから
塗装が剥がれていても気にしない❗
と言ってしまえばその通りですが

だったらリアルボディーメイクはいらないですよね。

可愛い服やオシャレな服も着せたいけど
リアルな質感の裸体も楽しみたい!

というのは
なかなか難しいと思います。

撮影がメインの人は
リアルボディーメイクはレンズを通すと見えにくいので

着衣に全振りする選択もアリでしょう。

ボクのように
裸体に一番美しさを感じる。という人は

着衣は極力避けて、肌表面に負担をかけない「紐ビキニ」等に留めておくのも選択のひとつだと思います。

どちらの選択が良い。
という訳でもありませんし

そんな細かい事は気にしない。
という人もいるでしょう。

または着衣用と裸体用と
複数のボディーを持つという
贅沢な選択を出来る人もいるかも知れません。

まぁ、細かい事ではありますが

気にするか、しないかだけでも
ドールの状態は僅かにでも
変わってくると思います。

リアルボディーメイクが剥がれると、黄色くなってくる場合もあるらしいですし

剥がれるとブリードも出やすくなります。

ボクは完全に
ドールそのものの美しさを保ちたいので現在の選択をしました。

そのおかげで、
お迎えから9ヶ月経過しても
美しい状態をキープしています。


とはいっても
ラブドールオーナーのほとんどは
コスプレや着替えをさせて撮影するのが
一番の楽しみなんでしょうね。


だから
ドールの美しい状態を保つ扱いをするのか

一方、劣化は避けられないもの!と捉えて
状態を気にしない扱いをするのか

「どちらを選ぶか?」という考え方自体

少数派の意見なのでしょうね。