芸術かオモチャか

今回のテーマは「芸術かオモチャか」です。


ワタクシはアート(芸術作品)は好きなほうです。

それは絵画に限った事ではなく、彫刻、宝飾、建築、ファッション、音楽等々、興味はあるほうです。

芸術の基準って、よくわかりませんよね?

どこからどこまでが「絵画」で
どこからどこまでが「イラスト」なのか?

どこからどこまでが「彫刻」で
どこからどこまでが「フィギュア」なのか?


14世紀とかの時代なら、
本物そっくりに絵を描けば「絵画」だけど

現代は
緻密で精巧で本物そっくりに絵を描いても、それは「ハイパーリアルイラストレーション」と言われるし

ミケランジェロのように
神話や聖書を立体で表現すれば「彫刻作品」ですが

Blitzwayのスタチューのように
肌の質感やリアルな彩色で精巧に表現された像でさえ
「フィギュア」と言われます。


ドールも
伝説的な人形作家の《ピエールジュモー作品》とかになると「芸術」で

バービー人形は
古い物や限定版は価値はあるけど、評価としては「オモチャ」です

それしかなかった大昔と違って
何でもある現代とでは、全ての価値観が多種多様であって、捉え方も十人十色です。


だから自分が素晴らしいと思って
価値があると感じれば

それはアート(芸術)と認定しても良いんじゃないかと思います❗

前置きが長くなりましたが

ラブドールリアルドールを知るようになって、
現在のラブドールは、もはや芸術品だなぁと思います(特にシリコンドール)

起源であるダッチワイフ(空気人形)は、
あくまで簡易的に性欲処理をする道具でした


人の形をしている。というだけで
観賞に堪えうる代物ではありません。

少し前の(ラブドール)と呼ばれるようになった現代でも
しっかりした人形ではありますが
ブサイクでとても品の良い外観ではありませんでした。

しかし近年のラブドール界は、10万円を切る価格のドールでも

非常にリアルで美しいドールが当たり前になってきています。

2年程前に昨今のラブドールを知った時、物凄い衝撃を受けたのを覚えています。

今では、こうして自分もラブドールオーナーとなった訳ですが

そのクオリティの高さに、芸術作品を手に入れた感覚です❗

金額的にも大きさ的にも
「超合金」や「figma」みたいにガシガシ、ブンドド遊ぶオモチャではないです。

クオリティが低いドールであれば
大人の遊び道具としての役割で十分ですが

観賞や撮影にも耐えうる
昨今のクオリティ高いリアルドールは、
もはや芸術作品として評価しても良いのではないか?

と個人的には思っています。