リアルドールの人間感とは

今回のテーマは「人間感」です。


普通は
人間に対して使う言葉として
「人間味」とか「人間性」等がありますが

今回のテーマ「人間感」は
等身大リアルドールのような

《人間を模したモノ》にしか使う事の無い言葉かも知れません。

今回は
スキャンボディーによる
「細部の表現」というより

スキャンボディーによる
「ドールから受ける印象」
について、書いてみたいと思います。


一般的なラブドール
フィギュアマネキンのように

原型師あるいは造形師と呼ばれる方が
粘土を彫刻して、1/1サイズのドール原型を作ります。

その際の
プロポーションや細部の作り込みは
基本的に、造形師のセンスによる所が大きいと思われます。

だから
ドールメーカーによって
プロポーションに特徴を感じますよね?

やっぱり、人間が作り出すものですから
理想や願望を反映させると

どうしても
脚が長すぎたり、ウエストが細すぎたり
巨乳すぎたり、手足が細すぎたり

実際の人体とはかけ離れたスタイルになります。

人形と思って見る分には
夢のようなプロポーションのセクシーな身体と言えます。

でも、実際に対面すると
誇張され過ぎたプロポーション
どうしても「人形感」を感じてしまうと思います。

アニメキャラの等身大フィギュアが違和感や不安感を感じるのと同じですね。


これに対して
一部ドールメーカーが採用している
「実際の人体をスキャン」する事により
リアルな原型を作り出す方法は

美少女フィギュアのように
カッコいいプロポーションではありませんが、

絶対的な「安心感」を伴う
バランスの良さがあります。

これは実際に
スキャンボディー採用の
ドールを所有する人にしか体感できない事ですが

ゼロ距離で対面した時の
人間感」が圧倒的に違います!

これまでに接してきた、
あるいは目にしてきた女性の雰囲気と比較しても、ほとんど違和感がありません。

もちろん柔らかさや体温は違いますが、
受ける印象は人間そのものと言えます。

物凄く「人間感」を感じて
愛情が湧いてきます。

それを大切にしたい!という気持ちも
自然に生まれます。

スキャンによるリアルなドールは
見た目の精緻さに注目しがちですが

実は
人間の中の精神的な安心感を引き出して、
パートナーとして愛情を注げるのは
人間感」を持つドールであると思います!



最近は
造形師による従来通りの原型製作でも、
誇張しすぎないスタイル寄りになっている印象があります。

ラブドール業界自体が
リアルボディーメイクや
硬質シリコンヘッド採用で

よりリアルなドールの方向に向かっているようですね。

それによってアニメ系ラブドールの存在が際立っているのかもしれません。

好みは人それぞれですので
ドールに何を求めるか?によって選ぶ基準も違って当然です。

今回テーマにした
人間感」を強く感じるスキャンボディーを採用したドールは

一度是非、体感して欲しいですね❗

ドールを選ぶ際の
選択肢のひとつにしても良いと思いますよ!