母は俺にラブドールを???

大学二年の夏休みというもの、ものすごく暑くて、そもそも盛り上がっている性欲をさらにきまぐれにさせる気がする。母は割りたてのスイカを机に置く光景、扇風機の羽が高速で回転することによる見える形、蝉時雨で部屋に静かに寝転んでいる俺、これらの夏らしい物事の裏に潜んでいるのは、押し殺されている性的な爆発であるのだ。

この夏休みのある日、母は暇つぶしするために、自分の昔の友を家に誘ってきたとは。以前には、こんなことが全くないんだから、少しだけ俺を驚かせていた。母は昔の友人を連絡した後、口に訳わかんない歌を口ずさみながら、キッチンに料理を用意しに行った。

俺が頭に浮かんできた質問はただ一つ、それは母の友人は美人なのかということ。やがて、チャイムが鳴った。母は玄関に駆けて、ドアを開けると、俺の目の前に現れるのは超美人なんだった。彼女は母と挨拶をしてから、話が全然とまらなくなる。ほどなく、ようやく彼女は視線を俺の方に移して、母にこの子は随分大きくなっていたねと言った。すると、母は俺のことをあっちこっち言いまくって、面倒くさいけど、彼女ができたかできないかという話題に話しかけてるうちに、母の友人は俺の下半身を何回も覗いたと気付いた。それはどういう意味なのかね、一体何を仄めかしているのかはわかんないが、なんか押さえ込まれないほど強烈なある興奮感が血液のように脳から全身まで流れ込んでいくと。

夜になって、俺がぐっすり眠れるようになるのは不可能で、ずっと母の友人との色々な淫乱の行為を妄想しているうちに、いきなり、一人は俺の部屋に突入し、そして俺の体に座りこんでしまった。俺はびっくりしたが、何の声も出さないようにして、もう寝てるふりをした。すると、闇の中に、誰かを判断してきた。この人は母の友人なんだ。

あの夜に、彼女は寝るふりをしてる俺とセックスしちゃった。終わった時に、俺の耳に近寄って、今回は気持ちよかったね、次を楽しんでねとこんな一言を残して、そっと俺の体から離れて、母の部屋に戻ってきた。

その日に彼女に会ったきり、その後、一度も見てなくなった。

母の友人は俺の心の奥底に忘れられない思い出を残した。わざと残されたかもしれないが、とにかく俺にとっては、かなり切ない思い出になった。また言葉にできない気持ちが生じてきて、それは片思いか、それともただ抑止できない性衝動か、一体どちらかわかんないけど、唯一知っているのは俺がまた会いたい、彼女に。でも、残念なことに、母から彼女が既に外国のアメリカに移住してきたという話を聞いちゃて、俺の希望が徹底的に破滅することになったんだ。

彼女のことによって、毎日落ち込んでる俺を心配している母は実に俺がこのままでいる姿を見るに見かねるので、夏休み末ぐらいに、俺に母の友人とそっくりな顔をしているラブドールを買ってくれた。このラブドールの到来で、俺は元の元気に戻ってきた。なぜなら、このドールはマジでリアルすぎなんだ。

また、俺は母にこのラブドールの詳しい情報とどこかで買ったというようなことを色々聞いた。この母の友人とそっくりなドールはソリッドドールズというネット通販店に購入したもの、そして、俺はまたその通販店内に目を通すと、とんでもない発見があった。それはこの通販店で、ラブドールの種類が数多すぎで、カテゴリに何十個の類別があって、そして毎種類のドールの量がすごかった。俺は最も気に入りの種類は巨乳ロリーなんだ。母の友人も正真正銘の巨乳なんだ。その通販店内に量が多い巨乳ドールロリードールが並んで、見れば見るほど、AV動画を見るのも同然な気がして、そこでオナニーしちゃうことも日常になった。それは夏休み末の最後の美しい記憶だろうなあ。

母は買ってくれた友人のラブドールのおかげで、俺の生活も変わった。以前よりもっと楽観になったり、母ともっと話し合ったりした。ある時、母の目の前にその友人ドールとセックスしても、母は目をつぶって、見かけてなかったことにしてくれることもある。この最後の最後に、俺は母に心からありがとうと言いたいんだ。